活動報告

2002年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月(最新)

2002年6月

16日 街頭署名 京急汐入駅前 参加者13名 署名数43筆
16日 
例会 参加者20名

◆報告事項:

基地内土壌のベンゼンの汚染数値は依然として高い。浄化されないうちはバースの延長工事に許可を出さないように要請し続ける。

◆決まったこと:

  1. 基地と横須賀港の汚染の実態をハゼをキャラクターに選んで漫画化し、より多くの人に知ってもらう。4〜8コマくらいの作品の試作品を7月初めまでに作成し、次回ニュースに同封。意見を求める。(例会では意見続出し、試作品の出来上がりが楽しみ)
  2. ビデオPart2を普及するために各種の集会などでPRする。
  3. ビデオの上映会の呼びかけをする。

 

2002年7月

20日 街頭署名 京急横須賀中央駅前 参加者9名 署名数14筆

ハゼママのビラ(ニュースに同封済み)を配布。子供たちの受け取りが良かったので、持ち帰って親にも目を通してもらえることを期待している。まず実態を知ってもらうことから始めなくてはならない。

20日 例会 ヴェルクよこすか第2会議室 参加者11名

◆報告事項:

  1. 基地内土壌のベンゼンの汚染数値は低下しつつあるも、依然として基準値を越えているので、浄化されていないうちはバースの延長工事に許可を出さないよう、また、新しい井戸を掘削して汚染物質の測定をするように要請する。この件につき7月26日に対市交渉をもつことを了承。
  2. ビデオ「原子力空母母港の危険性Part2」の上映会の報告が制作者木元茂夫さんからあり、解説用のパンフレット(24ページ)が配布される。ご入用の方はお申し込み下さい。TEL0468(27)2713 FAX0468(27)2731 まで。
  3. 横須賀オフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)見学の報告
    GNF(旧JNF)と立教大学原子力研究所対象の施設なので、原子力艦船の事故に対しての対応は想定していない。原子力艦船事故に実効のある施設にするための要請など必要である。見学・パンフレットなどの問い合わせ先は
     横須賀原子力保安検査官事務所 TEL0468(28)5822
     環境放射線モニタリング情報HP http://www.atom.pref.kanagawa.jp/

◆決まったこと:

  1. ビデオPart2を普及するために各種の集会などでPRする。
  2. ビデオの上映会の呼びかけをする。

 

2002年8月

17日 湘南鷹取・追浜地区を中心に街頭宣伝車の巡回。

8/18のビデオ上映会と8/20に予定されている横須賀市の「原子力艦船の事故」を想定した防災訓練への注意を喚起するため。協力:三教組 担当者は4名。

18日 ビラ入れ 京急汐入駅前 (13:30〜14:00) 参加者4名

「原子力艦船の事故」を想定しての防災訓練について市民にPRするため。
 横須賀北地区ビデオ上映会と例会 (13:30〜) 参加者47名
日本キリスト教団船越教会にて開催

◆会場は市民の会・共同代表の一人、宮崎徹牧師の教会。礼拝後の信者の方を初め、横浜・鎌倉・藤沢・湘南鷹取からの参加者で礼拝堂は満員。NHKTVの取材カメラの回る中、真剣な質疑応答がありました。

◆報告事項:
  1. 基地内にベンゼンなどの汚染物質がまだ残っているので、工事はストップされている。危険な物質なので他の場所の汚染度も調査するように働きかけを続ける。
  2. 横須賀市の「原子力艦船の事故」を想定しての防災訓練は新しい取り組みとして評価できるが、米軍の不参加、市民へのPRの不足など問題点が多い。市民の方から横須賀市や米軍に情報提供を呼びかける。

 街頭署名 京急追浜駅前 (16:00〜) 参加者10名 署名数25筆

前日の街頭宣伝車巡回の効果大で、巡回を知っている市民の方が署名に応じてくれる。市民に運動を浸透させるには地道な働きかけが必要である。

2002年9月

16日 街頭署名は雨天のため中止になりました。

 例会 (14:30〜) 参加者12名 以下、各地からの報告がありました。
 
◆報告事項:
  1. ドキュメンタリーを撮影している日大芸術学部の学生が当HPを見て参加されました。
  2. 10月16日に横浜地裁で判決の出る厚木基地爆音訴訟の判決への参加呼びかけが訴訟原告団長からされました。
  3. 原子力空母エイブラハム・リンカーンの佐世保寄港時のドキュメント(長崎テレビ作成・寄贈)のビデオを上映。放送番組3回分のフィルムは軍艦内、寄港反対運動、佐世保の町の様子、町の人々の反応などが克明に映し出されていました。イラク攻撃を視野に入れた空母が横須賀に寄港しなかったのはバースの修理中という偶然の理由によるもので、今後の動きには充分注意して、12号バースの延長反対の行動を強化しなければならないと話し合われました。
  4. 8月20日に実施された横須賀市の「原子力軍艦の事故」を想定した防災訓練に見学参加した方の報告と作成ビデオの上映。
    今回の防災訓練は評価できるとしても、幾つかの問題(事故の発生元と想定した米軍の不参加など)を残しました。今後わたしたちの側から横須賀市に問題点の指摘や要望事項を伝えていくことになりました。

2002年10月

 9日 各省庁への申し入れ

財務・環境・防衛・外務の各省庁に対し、市民の会など5団体で要請活動を行い、以下の点を含む23項目を申し入れました。

  1. 次年度の12号バースの工事予算の計上を見送ること。
  2. 基地内の汚染が深刻なため汚染調査の地域を拡大して行うこと。
  3. 2.で行う調査の結果、汚染の完全な浄化がなされないうちは、12号バースの延伸工事を凍結すること。
  4. 原子力艦船の入・寄港時の情報の事前公開の制限の解除。

◆防衛施設庁は2003年度予算に12号バースの整備に関し約40億円の予算請求をしていることが明らかになりました。2002年度の28.5億円の予算は12号バース延長整備工事がまだ行われていないため未消化の状態にあります。

12日 鎌倉地区ビデオ上映会と学習会
                    御成小学校多目的ホール 参加者約20名

平塚・藤沢・鎌倉・横須賀からの参加があり、活発な意見の交換が行われました。

13日 街頭署名 京急横須賀中央駅前 参加者10名 署名数25筆
13日 例会 参加者11名

ピース・フェスティバル及び4周年総会について検討しました。

20日 ピース・フェスティバル (横須賀・三笠公園)

汚染ハゼの写真の展示・ビデオの販売・署名・リサイクル市出店。市民の会参加者20名、署名数140筆。

大勢の方の参加で盛り上がりました。たくさんの方がリサイクル店へ物品を提供してくださいました。ありがとうございました。

また、ビデオPART1の注文がありましたので、増刷りを検討中です。ご希望の方はお知らせください。

23日 横須賀市の出前トーク(ヴェルクよこすか) 参加者25名

8月20日の横須賀市の原子力艦船事故防災訓練について市側の説明を聞き、市民の要望を伝える会として、防災課と基地対策課から3名出席されました。

◆要望事項:

  1. 今後は米海軍、外務省の参加を要請してください。両者が不参加の場合は、訓練の想定上、米海軍との情報交換を位置づけてください。
  2. 今後、今回参加した以外の地域の住民への訓練を実施し、また、訓練内容などにつき広く市民に周知する方法を講じてください。
  3. 多数の避難に備えて広報、移動中の被曝防止対策、ヨウ素剤の配布体制などの被曝対策、具体的な輸送体制、発生する交通問題に対応できるような実践的な訓練にしていってください。

 

2002年11月

 1日 横須賀市港湾・基地対策課へ申し入れ

12日 防衛施設庁へ要請行動

24日 設立4周年記念総会を開催

1.ビデオの上映

(1)原子力空母エイブラハム・リンカーンの佐世保寄港(TV長崎製作)
(2)横須賀市の「原子力事故防災訓練の状況」(広沢務さん製作)

2.伊藤成彦氏のお話 「フィリピン会議」の模様

3.よろすピースバンドの演奏

4.市民の会の今後の活動についての検討会

当面、署名活動をけいぞくしながら、多くの人に原子力空母の母港計画阻止の運動を浸透させていくことを確認しました。

 

2002年12月

 5日 「不戦の誓い」横須賀集会

地区労主催の「不戦の誓い」横須賀集会で、市民の会の署名の地区労の組織的取り組みが決まりました。年明け早々、実行される予定です。
 8日 不戦の誓い」大和集会
「不戦の誓い」大和集会で市民の会は連帯の挨拶と横須賀の12号バースの汚染と工事状況などについて報告。雨上がりの寒い日でしたが550名の参加者があり、大和市内をデモ行進して、戦争反対の意志をアピールしました。

13日 街頭署名 京急横須賀中央駅前 参加者12名 署名数30筆
13日 例会 参加者15名

12月6日に防衛施設庁から横須賀市に出された港湾法に基づく工事着工協議書の回答期限の12月26〜27日前後を目標に市にGOサインを出さないよう呼びかける。その際の切り札は着工地点の海底の汚染。この汚染が完全に浄化されない限り工事はNO!という観点から、横須賀市に対応を迫ることを確認した。

18日 市役所前でビラ配布

市役所前で宣伝とビラ配布。特に市の職員に12号バースの現状を知ってもらい、工事NO!の妥当性をわかってもらうのが目的。ビラの受け取りは大変良く、市の職員の意識の高さを確認。

17〜19日 街頭宣伝車巡回

街頭宣伝車が市内巡回。3日連続の行動で効果は大きかった。行動する人が限定されてしまうので、今後、この点は検討しなければならない。参加された方、大変ご苦労さまでした。

27日 横須賀市港湾部への要請

港湾部へ工事着工を了承しないよう要請する。参加者は20名。熱気のある会合でした。市側は、汚染対策に力を注ぐことを約束。2002年中にGOサインは出せないのではないかというのが運動側の見方でした。


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