横須賀を原子力空母の母港にしようという動きの第一歩である米海軍横須賀基地12号パースの延長整備のための護岸+汚染対策工事について、横須賀市は昨年12月15日に国との港湾法による変更協議を完了させてしまい、それを受けて、防衛施設庁はいよいよ今年になって、鋼矢板や鋼管矢板を打つための足場作り、そして12号パ−スの先にあった放射能モニタリングポストの移設等、着々と準備工事を行っています。
また3月初めに防衛施設庁は、まだ汚染対策工事も完成せず、その効果も明らかになっていないのに、12号パース延長部分の桟橋の設計を業者に発注し、延長工事について既成事実、まずその設計を開始しようとしています。
12号パース問題は、重大な局面を迎えており、今こそ、国と市に、私たち市民の原子力空母母港と、そのための12号パース工事へのノーの声を届けていく必要があります。