7万の署名に寄せられた声をバックに、
さらに原子力空母母港ノーの運動を広げましょう

 6月24日に7万の署名提出と、それに対する市長の回答を踏まえた市民の会の臨時総会が開かれ、約40名の会員の方々が参加されました。県保険医協会の藤井さんの横須賀港での奇形ハゼの増加の報告、木元さんのビデオパート2の制作中のものの上映の後、参加者全員で、7万の署名を受けた今後の会の活動の進め方につき活発に討論しました。
 そして出された多数の意見を踏まえて、以下のような当面の活動が確認されました。

    1. 原子力艦船事故や原子力空母母港計画の恐ろしさ等を、より広く普通の市民に知ってもらうため、ビデオパート2を制作し、1と合わせて出前上映会等に取り組む。
    2. 市の原子力軍艦事故対策マニュアルも市民に知られていない。このマニュアルを普及し、市民に原子力艦船事故の恐ろしさを伝えることを市に求め、会としても活用する。
    3. 12号パース延長整備工事のストップ、原子力軍艦事故対策充実と原潜寄港チェック等のため、会としても定期的に市と交渉の席を作り、また参加していく。
    4. 7万の署名を受けて、12号パースと原子力空母母港の問題を、国の機関(環境省、外務省、財務省、防衛施設庁)等やアメリカ政府にも働きかけを強める。
    5. より広い人々の参加を求めて、宣伝グッズや、イベントを企画し、新しい運動のスタイルを創り出していく。
    6. なんらかの形で、会の活動に参加する人々を増やすこと、新しい参加者の発掘をきちんと位置づけ、個性を生かした役割分担をし、連絡網等も作る。
    7. さらに署名の上積みを目指して、定期的に署名・宣伝行動を行うとともに、街頭宣伝カーによる宣伝もさらに充実させる。
    8. マスコミの活用も重要であるので、新しい企画等とともに、情報公開等の活用によって、原子力空母母港の危険性に係わる事実の発掘に努める。
    9. 財政基盤を充実させる。
    10. 今後の運動の中期目標をじっくり議論し、11月の定期総会までに方針を出す。

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